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行雲流水(こううんりゅうすい)

行雲流水(こううんりゅうすい)

行雲流水とは

物事に執着せず、自然の成り行きに身を 任せることのたとえです空を行く雲や流れる水のように、一定の形を持たず、自由に変化していくことを表していますこの言葉は、宋の時代の文豪蘇軾が、文章を書くときの心得として使ったのが始まりです

 

 

私は20代の時に飲食の仕事をしていました。なんでこんなに段取りが悪いのか・・・あせればあさせるほど他のスタッフに迷惑を掛けたり、注意されたりと、人生初めての挫折を味わいました。焦りと不安に押しつぶされそうになりましたが、ふと思い立って、旅に出ることにしました。行き先は決めず、気の向くままに電車やバスに乗りました。途中で出会った人々と話したり、美しい景色を眺めたり、美味しいものを食べたりしました。旅をしている間、私は自分のことを忘れていました。行雲流水のように、雲や水のように自然に流れていくだけでした。旅から帰ってきたとき、自分の心に変化が起きていることに気づきました。人生の終わりではないと思えるようになりました。そして自分のやりたいことを見つけるために、もっと色々な経験をしてみたいと思いました。行雲流水の旅をして、自分の可能性を広げることができました。自然っていいな~~~